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小説

No1 ノンフィクション!昭和50年代の少女たち 一章

バラのスカート屋根裏風のお部屋春になると、ミツバチの羽音が聞こえる。ブーンという音が幾重にも重なって、早苗の耳に届きはじめると、もうすぐ輝く季節がやってくる。白い野ばらが一面に咲き乱れ、野苺が実り、早咲きの野生のトケイソウが咲き始める。早苗...
小説

事実をもとにした物語!昭和50年代の少女たち 第三部 二章 完結

ふるさとでの一日お城のアフタヌーンティーマリアと春子ちゃんは、還暦のお祝いに「ふたりが共に還暦でいられる日」五月のうららかな平日にお城でアフタヌーンティーをすることになった。アルファードに乗った春子ちゃんがやってきた。マリアは青い深い海のよ...
小説

No19 ノンフィクション!昭和50年代の少女たち 第三部 一章

★★★お家で読んでね★★★横浜にて木枯らしと赤い木の葉あれから、半世紀が経った。マリアは還暦になった。十二月の木枯らしの吹く日、マリアは横浜の異人街に来ていた。知人のお花の展示会を見て、帰路についたところだ。どこにも立ち寄るつもりはなかった...
小説

No18 事実をもとにした物語!昭和50年代の少女たち 第二部 十章

廃れゆく町デパートへの買い出しこのころの町には、ろくなものが売っていなかった。「マリア!マリア!急須が割れたから買ってきてちょうだい」あの人がマリアに急須を買いに行かせた。ところが鳩のスーパーが無くなった今、どこを探しても急須がなかった。マ...
小説

No17 事実をもとにした物語!昭和50年代の少女たち 第二部 九章

自転車を届けに少ない交通電話を切ってすぐマリアは春子ちゃんのおばあちゃんの家に自転車を取りに行った。そのままバス停まで時刻表を見に行くと、夕方に一本だけ田舎町を通過するバスがあることを確認できた。帰りは上手にこのバスに乗りたかった。汽車は二...
昭和のお話

昭和こぼれ話 4つ目

春子ちゃんから苦情が来ました。「タンバリンとか叩かせてない!」と言うのです。「えー、そうだったかなあ」と言いながら50年も前になれば、記憶違いはよくあることなので気にはしていませんでした。すると「マラカスなんてやらせてない!パーカッションし...
小説

No16 事実をもとにした物語!昭和50年代の少女たち 第二部 八章

町の衰退パッチワークのスカート南国にも寒さの厳しい季節がやってきた。マリアは新しいスカートが欲しかったが、鳩のスーパーが潰れた今では、布が手に入らなかった。そこでパッチワークで十六枚はぎのスカートを作ることにした。茶色いイメージのスカートに...
小説

No15 事実をもとにした物語!昭和50年代の少女たち 第二部 七章

嫁探し運動会運動会の花形は十三歳になる二年生だ。二年生たちは最前列で踊った。町の衆がお嫁さん探しに、わらわらと押し寄せて、候補を物色している。人気があるのは、安産体型だ。「わたしは早く結婚して子供を十人産むわ!もちろん専業主婦になるのよ!」...
小説

No14 事実をもとにした物語!昭和50年代の少女たち 第二部 六章

少女の決断町の名士夏休みになり、春子ちゃんのご両親がお盆休みにやってきた。春子ちゃんのご両親はお墓参りを済ませると、金園さんの家にお中元を持ってご挨拶に行った。「父さんと母さんは、金園さんのご紹介で結婚したのよ」春子ちゃんのお母さんが何度も...
小説

No13 事実をもとにした物語!昭和50年代の少女たち 第二部 五章

夢と約束きんぽうげの春南国の短い冬が終わり、早い春がやってきた。三月にはもうソックスを脱ぎ捨て、サンダルだけで歩けるような陽気になる。海水浴だってできるのだ。町にはこの季節になると、国道沿いには真っ白いヒメジオンが一面に咲き乱れ、神社の裏の...
昭和のお話

昭和こぼれ話 三つ目

わたしのMBTIはINTJ(建築家)という話をしていましたが、意外なことに春子ちゃんのMBTIはESFP(エンターテイナー)です。数学の好きなESFPです。エニアグラムがわたしが5w6、春子ちゃんが7w6です。正反対の二人ですが、サブウィン...
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