「なんで離婚したの?」とは誰にも聞かれませんでした。
強いストレスで急激に体重が減ったので、周りは何も聞いてこなかったし、どちらかというと周りのほうがさくさく動いてくれました。
アパートを探してきてくれたり
家電あげようかとか
周りの反応はそんな感じで、離婚は特に揉めませんでした。
そんな皆さんが興味なさそうな話は置いといて、元夫は病院に診断を受けに行って、ADHDとASDであるとの結果をもらってきました。
未婚のお嬢さんたちは、なぜ結婚したの?結婚前に解らなかったの?と思われることでしょう。
結婚前からわかっていたし、特徴とか見抜く方法とか書いていきますね。婚活のお役に立ててください。
どんな結婚生活になるの?
多くのかたがおっしゃるように、基本的には、寂しい生活になります。元夫にとって妻とは、スイッチ入れたら動く家電と変わらないような扱いに感じます。
元夫くんはちっちゃいゴリラみたいな人だったので、ちびゴリさんと呼ぶことにします。ちなみにちびゴリさんとは、今でも普通に仲良くしています。
よく、ADHDの人は物事の順番が解らないと書かれていますが、その言い方は失礼だと思います。正しくは、物事の順番の基準がわたしと違うだけです。
例えば、1か月前からお役所に頼んでおいた大型ごみがあるとします。その大型ごみを出せるのは1か月に1度だけで、逃すとゴミシールの代金も無駄になり、お役所の人にも迷惑を掛けます。
普通のごみはわたしがさっさと出しますけれど、大型ごみは ちびゴリさんに頼んでおいたのですが、出してくれませんでした。
なぜなら、彼にとって大事なのは一か月に一度しか出せない大型ごみを出すことよりも、今、面白いゲームをすることのほうが大事だったからです。
これはもう、こういう価値観なので、
「あらそう」といって諦めるしかありません。
とある1日の話
分かりやすいように、とある一日の話を書きたいと思います。
わたしはその日、友達と遊ぶ約束をしていて、朝6時に家を出る予定でした。ですが、ちびゴリさんはゲームがしたくて、朝5時からそわそわしてわたしが出かけるのを待っていました。
なので、朝ごはんを食べずに家を出て、コンビニで何か買うことにしました。
ところが、連休中の祝日の早朝で、コンビニはすっからかんに食べ物が無く、2軒回ったのですが食べ物が買えませんでした。
諦めて30分早く現地に行って、現地調達しようと思いました。ですが、友達が30分早く着いていたので、そのまま遊びに行きました。
本来なら、ランチなりお茶なりして帰ってくるのですが、その日はちびゴリさんの病院の付き添いがあって、食事をせずに直接病院に行きました。
診察が終わって、薬局を出たのが17時半でした。わたしはとりあえず、これこれしかじか、朝から何も食べてないので
「ファミレスに行きたい」と言ったのですが、ちびゴリさんは
「なーに、電車に乗ってしまえば3分なんだから、ちゃちゃっと乗ってしまおう」といい、そのまま改札に入りました。そうしたら、人身事故とのことで1時間動きませんとのことだったので、改札を出ました。
そこでもう一度
「牛丼でも、ファミレスでも入りたい」と言ったのですが、ちびゴリさんは
「なーに、7分も歩けばバス停があるんだから」といい、実際は15分歩いてバス停へ。そしてもちろん、満員で乗れるわけもなく・・・・・
わたしは言いました。
「あのね、わたしの残りバッテリーが7%ぐらいなの」というと、やっとここで
「そうなの!?」と理解したちびゴリさん。ああ、この表現でやーーーっと通じたらしい。
「そうなの。だからね、おしゃべりしている余力とか、あなたとちゃらちゃらふざけている余裕が無いの。わたしはこの残り7%で、家にたどり着かないといけないの。だからお願いだから、別行動してもらえる?」といって、別行動しました。
しかし、そのバス停は土手のなーんも無いところにあり、コンビニもファミレスも無く、わたしは黙々と歯を食いしばって40分、おしゃれサンダルで家まで歩きました。
とまあ、こんなことが毎日だったんです。
わたしが、お腹が空いたり、寒かったり、忙しかったりすることには、ほとんど配慮はありません。でも、悪意はないんです。
わたしが自分の誕生日をしてほしいと言ったところ、ちびゴリさんからは
「えー、面倒くさい」との答えが返ってきたときに、わたしがぷつんと切れてしまって、さめざめと泣いてしまったんです。そうしたらちびゴリさんは
「え!?Mayさんそんなに寂しかったの?ぜんぜん気が付かなかった。ごめんね」って言っていました。
結婚前にこんな症状があったら、子供を作る前提の結婚は考え直してみましょう
自分自身は耐えられても、子供が耐えられるかがわからないからです。
ちびゴリさんのADHDは結婚前からわかっていました。それでも結婚したのはご縁としか言いようがないので、こんな感じでしたよーってことだけ書いておきます。
結婚前に見えた違和感1、歩調を合わせない
社会人になっても女性に歩くスピードを合わせない男性は、空気は読めません。でも、そんな人と結婚する女性はそうそういないと思うので、大丈夫かなと思います。わたしはそういうことは全く気にしないタイプで、別に自分に合わせて歩いてもらう必要は全くないと考えます。普段からの自立心の強さが裏目に出ました。
なので、どこどこでご飯を食べようとなったら、一緒に電車を降りてもお店まで別行動でした。
結婚前に見えた違和感2、一緒に何かを楽しむことはしない
ランドに行っても、別行動です。
「ここでお茶飲んでいるから乗っておいで」と言われます。そして前述したように一緒に歩きません。一緒に行く意味なし。二度とお外デートはしませんでした。
わたしの父も同じタイプで、小さいころ動物園や遊園地に連れて行ってもらうと、
「俺はここで寝ているから遊んで来い」といってベンチで寝ている人だったので、わたしにとっては、男の人はそんなもん。という許容範囲でした。
結婚前に見えた違和感3、鬱で休職経験がある
わたしは仲人でも何でもないので、この人と結婚してはいけませんとは決して言えません。ですが、鬱で休職経験がある人は、必ず繰り返します。鬱という病気の裏に、なんらかの障害があるケースが100%です。
100%繰り返します。季節かかわるとか、仕事が変わるとか、ちょっとしたことで再発します。
もし、結婚相談所ならば、入会をお断りする可能性もあるでしょう。
結婚前に見えた違和感4、食器が全部プラスチック
結婚前にちびゴリさんの家に行くと、ドラえもんとかバンビのプラスチックの食器があったんです。男の人だから頓着しないのだろうと思っていましたが、いざ結婚してみると、わたしのウェッジウッドは、翌朝粉々に、まさに粉状になっていました。
パリンと割れた時に、すぐ対応すればこんなことにはなりません。割れても気にせず、それを踏みつけ、椅子で乗ったり、粉々になるまで気にしないのです。
わたしの場合、ぜーんぶ分かったうえで結婚しました
結果的に、本人が自分の障害に気が付き、診断を受けて前に進めたので、良かったかなと思います。ボランティアでしたね。この結婚は。
わたしが住んでいるところにちびゴリさんが来たので、すべての支払い名義がわたしだったし、離婚するときはわたしが出てきたので、家電も無い、なーんにも無いところからの再スタートです。そんな時のブログ広告のアカウントの誤BAN。堪えましたね。
もちろん、婚約指輪は頂いてないし、結婚指輪はわたしが買いました。指輪よりお洋服が好きなので、お洋服はいろいろ買ってもらいました。
最近のブログは高いものばっかりだなあ、と思われていたであろう、あの頃です。
因みに2か月たった今も、名義の変更がなかなか進みません。ちびゴリさんの住まいにまで行って、ここにサインして、ここにハンコ押して、と書かせて、それをわたしが封筒に入れて出さないと、ぜんぜん進みません。
厳しい厳しい結婚生活
はじめにお断りしておきたいことがあります。
こういうことを書くと、それぐらいならいいじゃない。とか
うちはもっと不幸だった、貧乏だったと、より上を行く不幸や貧乏の話をする人が居ますが、不幸や貧乏を競うのは辞めましょう。不毛です。
それよりか、あなたの自慢話を、ぜひ聞かせてくださいね。
さて、皆さんがあんまり興味ないだろうと思って、最後に持ってきました。わたしがどんな結婚生活を送っていたかというと、ちびゴリさんは早朝4時から深夜11時までゲームをします。会話も何もなくひたすらゲームです。
ちびゴリさんが寝ている時間帯にわたしがトイレに行くと、はらわたが煮えくり返るほどに腹が立つとのことだったので、夜中にトイレに行きたくなっても、我慢していました。
連続して寝られる時間が11時から4時の間だけなので、お腹が空いても、深夜にちょっと食べるとかも、一切できませんでした。ちびゴリさんは夕飯の前と後にちょっと寝ます。ちなみに
「夕飯ができたよ~」などの声掛けで睡眠やゲームの邪魔をするとめっちゃキレるので、できませんでした。
わたしの住んでいるところにちびゴリさんが来たのですが、布団も部屋もちびゴリさんが気に入ってしまい、簡単に言うと部屋ごと乗っ取られる形となりました。
わたしはリビングで寝起きをし、エアコンも無く、布団も無く寒くて、夫からの声掛けも無く、わたしはここにある冷蔵庫とおんなじ扱いなんだなと感じていました。
わたしは一人だったので、けっこう我慢してやり過ごしていました。
駅から25分のところに住んでいたため、スーパーの往復に50分かかり、なかなかにハードな毎日でした。
上記に書いたように、服も部屋もひどく汚す人だったので、朝に4回、夜に1回、洗濯機を回していました。ご飯も座って食べることもなかなかにできず、もぐもぐしながら洗濯機を回していました。
そんな生活を2か月ほどしていたら、ガリガリになって、それを見た周りがどんどん動いてくれて今に至ります。元気に暮らしています。リンちゃん(東京生まれ、東京育ちのお友達)が、結婚していた時の住まいも、今の住まいも見に来てくれました。大丈夫です。
この記事には広告が付いていますので、過激な部分は全部カットしてあります。わたしは自分の身を守るために剣道を習うことにしました。格闘技はオリンピック選手とか、師範とかでない限り、ちょっと男性には太刀打ちできません。どうしても武器が必要だと感じたので、剣道を習います。
もっと数万文字のものを書こうかなとも思ったのですが、こういうことは新鮮なほうがいいと思うので、未熟ですがこのまま出します。
今後の投稿もスマホからだと、荒書き(造語かな?)のままになるかもしれませんが、それでもちょっともがいていこうかなと思っております。