社会保険、国民健康保険、生活保護、医療費10割負担になるケース

お金がない 未分類

まとまらない文章ですが、情報を必要としている人もおられると思うので、このまま公開します。

お財布に痛いケースを見たので共有したいと思います。一応、どなたも批判する気は無いのですが、お役所のお仕事は、紙ベースなので、タイムラグがあるんですよ。

佐藤さんは、どこにでもいる普通の社会人でした。コロナの影響で失業し、4月末日付で社会保険が切れました。佐藤さんは、そのころから、虫歯かな、歯が痛いなと思っていました。

新人で貯金もなく、上京してきたばかりでお金は出ていくばかり。コロナの影響で、田舎にも帰ってこないでと言われました。
佐藤さんは、2,3か月の間、生活保護を受けることにしました。

1日に社会保険が切れ、窓口に相談に行ったのが7日でした。お役所では、
「あなたの場合はすぐに生活保護が決まりますよ。ただし就職活動の報告をしてもらいます。」と言われ、佐藤さんは安心しました。

ここで、佐藤さんが1日にすぐにやらねばならないことがありました。国民健康保険の申請です。

7日の夜、歯が我慢できない痛みになってきたので、歯医者さんに駆け込みました。この時に、佐藤さんは7日の段階ではまだ
「国民健康保険に加入予定、切り替え中」であることを、歯医者さんに話して、お役所に電話確認をしてもらうべきでした。ところが、佐藤さんは
「生活保護になる」と言ってしまいました。しかも、お役所への確認の電話をしませんでした。歯医者さんは
「では、後日でいいので医療券?を持ってきてください」と言いました。そんなに痛くない場合は後日、出直してもらいますが、痛くて緊急の場合や、交通事故、急病の場合は、お医者さんは治療を優先します。

でも、佐藤さんは、7日の段階で
「大丈夫ですよ、生活保護が通りますよ」と言われただけで、7日に保護決定のハンコが押されたわけではないのです。

なので、7日の段階では、佐藤さんは社会保険に入っていません。自分で国民健康保険ではない、と言ってしまっている、そして生活保護も決定していない、という面倒な時に、お医者にかかってしまったのです。

運が良ければ7割戻ってくるでしょうが、このケースだと、戻ってこないかもしれません。
ただ、日本のお医者さんでは、お金が無いからと言って治療は断りませんので、痛かったり、具合が合悪い場合は、お医者さんに行ってくださいね。
でも、その時に
「保険がない」と言わないでください。
生活保護決定前に
「生活保護です」とも、言わないでください。
「保険は切り替え中なので、お役所に確認してください」と言ってください。自分で確認するよりも、病院スタッフに確認した証拠が残るほうが良いです。

写真素材はDarko DjurinによるPixabayからの画像を使っております。

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